失敗や困難があっても前向きに。
次に活かす糧にする
学生時代に打ち込んだことや、夢は?
大学時代は英語と中国語を履修。アルバイトでは接客業を3年間行いました。人と接する機会を多く持つように意識していましたね。コミュニケーション能力は経験でしか培えないと思っていたので。
仕事でもその能力を活かし周りからより多くの情報を得られています。クライアントとの会話から得た糸の知識や技術を活かし、事前対策をとった加工ができたこともあります。
夢は、人生で夢中になれるものを見つける事。仕事でも趣味でも良かったです。具体的にはまだ見つかっていませんが、現在の仕事は1日がすぐに過ぎ去りいつの間にか早3年経っているので、夢中になっている気がします。
松文産業を知ったきっかけは?
ハローワークでの求人情報で知りました。
松文産業に入社した決め手は?
工場見学時に案内してくださった方が、毎日頑張って仕事に取り組んでいる新人がいるとおっしゃったんです。
他人から見て努力していると思われる位に必死になれる仕事があることに対して魅力を感じましたし、その様な熱い気持ちで働きたいと思える、やりがいのある会社なのではないかと思い、入社を決めました。
これまでの社内でのキャリアを教えてください。
入社後、栗東工場営業課に配属。営業の仕事である開発・試験の基礎を学ぶ場として生産現場に参加していました。現在は営業として、クライアントからの試験依頼品作製が中心ですが、同じ様に学ぶ機会がある際は生産現場の仕事も行っています。
現在の仕事内容を教えてください。
クライアントから依頼のあったテスト品を加工し、出荷。テスト品の量産性や物性の確認や糸を染色し、染まり方等を見て、それらをクライアントに報告。その後、加工した糸に生産性があれば次回に拡大した生産量を作り、量産化に向けての話し合いや再試験を行うこともあります。生産性が無ければ、その原因となる問題の追究や改善を行う試験を行います。
1日の仕事の流れを教えてください。
8:25~ ラジオ体操
8:35~ 生産現場の糸加工準備
10:00~ 試験
12:00~13:00 昼食
13:00~ 試験
18:30 帰社
仕事の中でやりがいを感じるのはどんな時ですか?
自分が試験を行った糸が生地になった時。自分の関わった物が市場に出るのが嬉しいです。
学生販売向けの体操服になり販売されているものがあり、試験時は服の下が透けにくい生地となる糸を目指して試験を行っていました。
仕事をやる上でのポリシー、こだわりを教えてください。
失敗や困難があっても前向きに取り組むこと。常に前向きにあることで、仕事に対してのモチベーションアップにつながると考えています。それによって、失敗のあった仕事や困難な作業を経験した際でも、次回はどの様にするべきか等を考えようという気持ちになります。
これまで携わった仕事・プロジェクトで一番印象に残っている仕事は何ですか?
糸にふくらみをもたす加工が多い中、糸を融かす試験を初めて行った時が印象深かったです。糸を融かした状態で扱うことは、普段行う加工とは異なった知識や技術が必要です。最初は自分の技術不足で時間がかかったりして、難しい試験でしたが、出来上がった生地を見た時は、苦労した分嬉しく感じました。
社内で尊敬している方を教えてください。
上司や先輩方。自分の課の仕事でない事も、会社の仕事として当たり前の様に協力していくところを尊敬しています。
入社してから自分が成長したなと思うところはどんなところですか?
出来ないことを出来るまで挑戦して、出来ないことを無くしていこうと思える様になったところです。
栗東工場では、生産現場で加工した糸を他部門で編み・染色を行って異常のある糸の有無を確認し、出荷します。各部門の役割を自身で出来るようになれば、クライアントからの条件に適した物になっているのかを自分の眼で確認でき、要求に応じられるかを考えるための知識を得るきっかけになるからです。
今後の目標は?
知識や経験を積んで糸加工に関して意見や発言が出来る様になること。
意見を出すこと=会社を良くしたいという想いからくるものと考えています。
その想いを社員がぶつけ合うことで、仕事内容の改善や問題の起こった時の対処などをより良い方向にしていけると思います。
就活中の方々に松文産業の良いところを紹介してください。
社員の協調性が高いこと。
異なる課の者が集まって大きな仕事を完成させるところが、松文産業の良さであり、強みだと思います。