interview

先輩社員インタビュー

繊維の可能性を広げるモノづくりで


松文産業の生地を世界に。

鶴岡工場営業課
渡部 健
2012年入社
鶴岡中央高等学校卒
鶴岡工場営業課
渡部 健
2012年入社
鶴岡中央高等学校卒

学生時代に打ち込んだことや、夢は?

パソコンを使用した情報処理や簿記などを勉強していました。
学生時代は、自分の作ったものが社会の中で役に立ち、評価されたら良いなと思っていました。

松文産業を知ったきっかけは?

高校の進路指導の先生からご紹介いただき、当時の松文産業のホームページを見た際に、飛行機の機体にも繊維が使用されているという記事を目にしました。それまでは衣料品にしか繊維が使われていないと思っていましたが、繊維が持つ様々な可能性があることを知り、面白そうだと思い入社を決めました。

松文産業に入社した決め手は?

鶴岡工場検査課に配属後、生機の出荷業務を約半年間行いました。
その後、撚糸課に1年半所属し機械の保全作業・生産業務などを行い、入社3年目から現在の営業課に所属して業務を行っています。

これまでの社内でのキャリアを教えてください。

主に営業活動、納期管理、商品開発を行っています。
受注内容を整理して生産管理に生産を依頼し、必要な原糸をメーカーから取り寄せます。
生産状況をお客様に日々報告しながら納期管理を行います。
また、新規の受注では商品開発の段階からお客様と打ち合わせを行い、使用する糸を選定し、設計書を作成した後に自ら試作品の生地を作成します。
試作品に問題があれば再度試作を行い、納得のいく商品が完成するまで打ち合わせと開発を繰り返します。

1日の仕事の流れを教えてください。

8:30~10:00 現場応援
11:00~12:00 商品開発打ち合わせ
12:00~13:00 休憩
13:00~16:00 納期管理打ち合わせ
16:00~18:30 設計書作成
18:30 商品開発
退社

仕事の中でやりがいを感じるのはどんな時ですか?

お客様の希望する商品の開発に成功した時や、自分も知っているブランドに生地が採用されたとき。
自分で開発した商品が店頭で実際に売られているのを見るとやりがいを感じます。

仕事をやる上でのポリシー、こだわりを教えてください。

基本ですが、報告・連絡・相談を大事にしています。自身の行動の一つ一つが生産効率や品質に大きく影響を与えるため、お客様だけでなく製造現場にも迷惑をかけてしまう可能性があります。
ですので、お客様との打ち合わせ内容を自分の中でしっかりと整理し、社内で報告・共有しながら、お客様の要望と工場の生産性向上の両方をクリアする事が出来るように心掛けています。

これまで携わった仕事・プロジェクトで一番印象に残っている仕事は何ですか?

ある企業のユニフォーム生地の開発に携わった事です。ユニフォーム用の生地は特に物性面や安定した生産性を求められます。その時は結果として自分の開発した生地は採用されませんでしたが、お客様と何度も打ち合わせを行い、試作を繰り返して商品を完成に近づけていく根気のいる作業と、お客様と一体になって取り組んだモノづくりの過程は印象深いです。

社内で尊敬している方を教えてください。

営業部長です。会社の状況を的確に把握してお客様と交渉が出来る事はもちろんですが、問題が発生した時の落ち着いた対応や事前に想定される問題点を排除しながら仕事を進めて行く姿は凄いと思います。また仕事以外の事でも親身に相談に乗ってくれ、社会人の先輩としてとても尊敬しています。

入社してから自分が成長したなと思うところはどんなところですか?

自分から学ぶ姿勢が身に付いた事です。
営業をする為には商品や自社の設備についての知識がないとお客様と話ができません。その為、入社当時は右も左も分からず毎日勉強をしながら仕事に取り組んでいました。
まだまだ知識が足りないと思う事が多いですが、日々勉強を重ね様々な状況を経験して、的確な判断が出来る上司の様になりたいと思っています。

今後の目標は?

繊維業界全体を盛り上げていくことです。衣料品の分野だけに留まらずマーケットに必要とされ続けられるよう、繊維の可能性を広げるモノづくりを行い、世界中に松文産業の生地が広がれば良いなと思います。

就活中の方々に松文産業の良いところを紹介してください。

社員の働く環境や生活を第一に考えている会社です。
過重労働を防ぐために自働化できる作業にはロボットを導入し、従業員の負担を軽減しています。また、AIを活用した生産活動にも積極的に取り組んでいます。
在籍している従業員の年齢層はバランスが良く、毎年2~3名の新入社員が入社し、若い世代が中心となって活躍しています。
一人が悩んでいれば職場や会社全体で解決に向けて考えてくれる会社だと思います。